情報社会で乱れた心に、紐ヨガを

「心は、あなたの敵にも味方にもなる」。
シバナンダ師のこの一言に触れてから、20年以上が経ちました。

当時は、言葉の真意を理解できませんでしたが、
「必ずこの意味を把握しよう」と、記憶に留めておきました。

心に問いかけておけば、いつか答えがやってくる。
だから、時期尚早に知ろうとする必要はないけれども、
ただ待つだけではなく、心を育てておきます。

その明晰さに応じて、答えが返ってくるからです。

情報と心のバランス

一度に多くの情報に触れることは時代の風潮ですが、
散漫な心になりやすいことを理解しておきましょう。

散漫な心は、情報に向き合えても、
自分の内側に向き合うことができなくなります。

情報と雑音に満ちた世界を生きる心は、
常にスマホと接続された五感とつながっています。

一つの情報から別の情報へとサルよのうに飛び移らされ、
内省する心に育つ機会を奪われています。

心が内省できないと、自分に向き合わないように忙しくしたり、
仕事を詰め込んで自分を忘れるように仕向けます。

心が一つの情報に触れたかと思えば、関連記事に飛ばされ、
気づけば最初の考えは心から消え去っていたりします。

あなたの心は、今こんな状態になっていませんか?

今こそ取り組むべき心の改善

情報のスピードが増していく一方で、
退化していくものがあるとしたら、それは、「心」です。

情報は、視覚から感情に訴えかけるように入ってきます。
心は、快か不快のどちらかで反応しますが、
その一瞬の感覚的な反応が潜在意識に入りやすいのです。

心が自分の敵になっていると、五感でとらえる情報は、
欲望・怒り・貪欲・妄想・傲慢・嫉妬の対象になります。

怒り、イライラ、不安に飲み込まれる、思考が止まらなくなる、
何もできなくなるようになります。

私たちは、この状態を自分の性格だと思ってしまいますが、
それは、心とつながっている神経の状態です。

身体から心を変えていく紐ヨガ

シバナンダ師は、この心をコントロールするように示唆したのです。

しかし、心も神経も目に見えません。
なのに、自分の中で暴走しているのがイライラでわかる。

どうしたら、思考の暴走を止められるのか。
この人類共通の苦しみから生まれたのが、紐ヨガです。

紐ヨガは、思考の嵐に直接手を出しません。
頭の考えで思考を止めようともしません。

シンプルな動きと呼吸で神経を整え、思考を静めます。
神経が暴走中でも、自分で神経を鎮められる易しいプログラムです。

  • 難しいポーズなし、紐を持って腕を上下するだけ
  • 目を閉じて瞑想しなくていい
  • 立ったまま3〜5分でできる

イライラも、思考も、止まらないわけじゃないのです。あなたが、安心すれば、彼らは静かになります。