現在の私の指導の核にあるのは、古典ヨガを現代人に向けて解釈した、アリス・ベイリー『魂の光』が示すラージャ・ヨガ経典「意識の科学」にあります。
難解に思われがちなこの叡智を、実用的な知恵へと翻訳すること。それが、私の生涯をかけた仕事となりました。
本日は、この「魂の光」が、現代の私たちに必要な1冊であることを理由を述べながら共有したいと思います。
思考のノイズを整理する技術
現代人は、情報という嵐の中にいます。この状況を予見してたのでは?と推測する「魂の光」は、
単なる精神論とは言えません。
情報に翻弄され、自らの思考のノイズに苦しむ現代人が、メタ認知の主体である「魂」に目覚めるための知識を明かした1冊です。
魂も心の世界も、非常に論理的で科学的、精密に解説されています。
この「心の取り扱い説明書」なくして生きることが、生き方に迷う原因と言えるくらいに。
生きづらいと思う方にこそ「魂の光」を推薦する理由は、ここにあります。
本書は、確かに難解で抽象的です。
それは、「魂の光」だからではなく、私たち人間が理解できない側面を持った存在だということです。
だから、デルフォイの神託に「汝自身を知れ」とあるのです。
自分の癖や性格に気づいているだけではなく、思考が感情が、記憶がどこからどうわいてくるのか。
この問題の出所を知らずして、観察したり、止めることなどできるでしょうか?
最古の知恵を通して最新のOSとして
アリス・ベイリー氏は、5,000年前のヨーガ・スートラを、AIを扱う現代人の知性に合わせて刷新させています。
古臭い教えや神秘的な理想をつづったイメージはもはやなく、現代を生き抜くための「精神のOS」書き換えの書として活用できます。
そのため、心と脳、魂、この三位一体のつながりを分解し、再接続する方法を科学的に、再現性をもって解き明かしているのです。
そうすることで、魂が目覚める結果が、メタ認知の開発です。
「自分というシステムを使いこなす」意識の操縦学
一般的に、ヨガには集中というイメージを持たれています。
しかし、ヨガでいうところの集中は、自分という複雑なシステムを使いこなす技術のことです。
「魂の光」には、このシステムを「心と身体はつながっている」と、この一言で理解したつもりにさせてくれないほど詳細に明かされています。
マインドフルネスで心を観察できるようになるのは、自分の中のシステムを知ることで可能になります。
目に見えない働きを、目を閉じて観るというパラドクスに耐えられるのは、このシステムを言語で理解して、次に自分ごと化できた時です。
そして、この自分に対する観察眼こそが、リーダーシップに必要な能力です。
思考のノイズ除去が、現状突破の鍵
「魂の光」1冊にわたり私たちに示唆していることがあります。
それは、思考と感情のノイズ除去です。潜在能力は、この除去の度合いに応じて目覚める仕組みです。
ですから、やることはただ一つ。
自分の思考と感情の浮き沈みに安定していられるようになることです。そのために、「魂の光」を学びます。
現代は、情報社会と言われる知識の世界です。
知らなかったことを知ることによって潜在能力は開発され、現状突破していく知の時代を生きています。
もう、肉体を手段に進化する時代ではありません。自らの知性を、「知る」ことによって高め進化していく時代です。
もし、自己啓発や自分を高める方法を試しても、
これといった変化を感じられないようであれば、
今の時代の方法があることに意識を向けてみてください。
そして、「魂の光」を開いてみてください。
指導の現場で出会う真理、
日々の探究を綴ったエッセイは、noteにて公開しています。
よろしければ、ご覧ください。
